はじめに
前回は、「https://sara-yobi.com/wp-admin/post.php?post=12&action=edit」で「やりぬく力」の重要性と、それを習得する上で、「ほめ方」「しかり方」がポイントになることを勉強しました。今回は、「自分でできる子に育つ ほめ方 しかり方」をもとに、具体的なほめ方しかり方を勉強します。
「やりぬく力」を習得する、「ほめ方」
■3種類のほめ方、どれが正解? ・③が正解です。①や②はほめられ依存症になったり、モチベーション低下の可能性があります。 ①おざなりほめ:中身のない表面的なほめ方をする 「すごいね!」「上手!」 ②人中心ほめ:性格・能力・外見といった、表面上の特徴を中心にほめる 「優しいね」「頭がいいね」「かわいいね」 ③プロセスほめ:努力・過程・試行錯誤した手順を中心にほめる 「がんばって最後までやりきったね」「いろんな方法を試したね」 ■ほめるときの3つのポイント ①成果よりも、プロセス(努力・姿勢・やり方)をほめる。 失敗しても、いろいろな方法を試すことで成功できるかもしれないと頑張れるようになります。 ②もっと具体的にほめる。 具体的なフィードバックをもらった場合のほうが、モチベーションが自然と上がります。 ③もっと質問する。 大切なのは、親がどう思うかではなく、子ども自身がどう思ったかです。
「やりぬく力」を習得する、「しかり方」
■効果的なしかり方 ・効果的なしかり方の要素は、「①行動」+「②感情」+「③影響」+「④提案」です。 ①行動 ×:「弟をたたくなんてひどいね」 〇:「おもちゃのとりあいになって、弟のことを蹴ったのね」 ②行動 ×:「うるさい!」「やめなさい!」 〇:「蹴ったりするのを見ると、ママはとても悲しい気持ちになるよ。」 ③影響 〇:「蹴られて、弟は落ち込んで泣いちゃってたよ。」 ④提案 ×:「今度また弟のことを蹴ったら、お小遣い取り上げるからね。」 〇:「暴力を使わずにおもちゃを2人で使う方法をみんなで一緒に考えよう。」 ■しかるときの4つのポイント ①「ダメ!」「違う!」をできるだけ使わない ②結果ではなく努力やプロセスに目を向ける ③好ましくない行動の理由を説明する ④親の気持ちを正直に伝える

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